カードローン

消費者金融から借り換える5つの方法とは?メリットやデメリットも解説

消費者金融から借り換えする方法

「金利が気になるので消費者金融から別のカードローンに借り換えたい」「月々の返済額が高すぎるから減らしたい」と考えている人もいるでしょう。

消費者金融からの借り換えによって負担を軽減できる可能性もありますが、借入先を上手に選ばなければ効果が得られないケースもあります。

今回は消費者金融から借り換える5つの方法を紹介した上で、メリットとデメリットも解説します。

消費者金融から借り換えすべきか、借り換えるとしたらどこで借り換えるかを検討する際の参考にしてください。

Contents

消費者金融から借り換える5つの方法と特徴を解説

消費者金融から借り換える方法には、以下の5つがあります。

  • 銀行カードローン
  • 銀行フリーローン
  • 貸金業者のカードローン
  • おまとめローン
  • ろうきん

借り換えでお金借りる方法について、それぞれの特徴を確認しましょう。

追加の借り入れができる銀行カードローン

消費者金融のカードローンから銀行カードローンに借り換えれば、借り換え以降も追加の借り入れが可能です。

銀行カードローンを利用すると、金利が下がる可能性が高くお得に借り入れできます

消費者金融のカードローンの平均的な金利は年18.0%で、銀行カードローンの平均的な金利は年14.5%です。

銀行カードローンには融資の上限額が高いものも多く、借り換えに適しています。

すでに利用している消費者金融からの借り換えに、おすすめの銀行カードローンを5つ紹介します。

サービス名 楽天銀行スーパーローン auじぶん銀行「じぶんローン」 三井住友銀行のカードローン みずほ銀行カードローン イオン銀行カードローン
利用限度額 10万円~800万円 ・通常:10万円~800万円
・カードローンau限定割 誰でもコース:10万円~800万円
・カードローンau限定割 借り換えコース:100万円~800万円
10万円~800万円 10万円~800万円 10万円~800万円
金利(年) 1.9%~14.5% ・通常:1.48~17.5%
・カードローンau限定割 誰でもコース:1.38~17.4%
・カードローンau限定割 借り換えコース:0.98~12.5%
1.50~14.50% 2.00~14.00% 3.80~13.80
最短審査時間 最短即日 最短1時間 翌営業日 翌営業日
無利息期間

ゆとりある限度額で返済の見直しがしやすい楽天銀行スーパーローン

ゆとりある限度額で返済の見直しがしやすい楽天銀行スーパーローン

利用限度額 10万円~800万円
金利(年) 1.9%~14.5%
最短審査時間 最短即日
無利息期間

申込条件は以下の通りです。

毎月安定した定期収入がある

※以下の全ての条件を満たす方
①満年齢20歳以上62歳以下の方(※1)
②日本国内に居住している方(外国籍の方は、永住権または特別永住権をお持ちの方)
③お勤めの方で毎月安定した定期収入のある方、または、専業主婦の方
④楽天カード株式会社またはSMBCファイナンスサービス株式会社の保証を受けることができる方 (※2)
※1 但し、パート・アルバイトの方、及び専業主婦の方は60歳以下
※2 当行が認めた場合は不要です

楽天銀行スーパーローンは利用限度額の上限が800万円と、ゆとりある限度額で返済の見直しがしやすいカードローンです。

金利の上限が年14.50%で、消費者金融のカードローンを借り換えると金利が下がる効果が期待できます。

公式サイトで毎月の返済の見直しにも利用可能と案内されているため、借り換えローンとしての利用にも積極的だと言えるでしょう。

Webで申し込みから契約までできる、利便性の高いカードローンです。

楽天会員なら、会員ランクに応じて審査優遇があるのも特徴。

すべての会員が優遇を受けられるわけではありませんが、会員ランクが高い人は有利になる可能性があります。

借り換えで金利優遇の可能性があるauじぶん銀行「じぶんローン」

auじぶん銀行の公式キャプチャ

利用限度額 ・通常:10万円~800万円
・カードローンau限定割 誰でもコース:10万円~800万円
・カードローンau限定割 借り換えコース:100万円~800万円
金利(年) ・通常:1.48~17.5%
・カードローンau限定割 誰でもコース:1.38~17.4%
・カードローンau限定割 借り換えコース:0.98~12.5%
最短審査時間 最短1時間
無利息期間

通常とはau IDを持っていない人、カードローンau限定割とはau IDを持っている人向けのコースです。

申込条件を確認しましょう。

  • 契約時に満20歳以上70歳未満である
  • 安定継続した収入を得ている
  • 保証会社であるアコム(株)の保証を受けられる

auじぶん銀行「じぶんローン」には借り換えコースがあり、他社からの借り換えに便利です。

au IDを持っている人なら、最大年0.50%の金利優遇が受けられてお得

au IDはauユーザーではなくても作成できるため、借り換え目的で申し込むならIDを作成しましょう。

申し込みから借り入れまで、Webで完結します。

シミュレーションが便利な三井住友銀行のカードローン

三井住友銀行の公式キャプチャ

利用限度額 10万円~800万円
金利(年) 1.50~14.50%
最短審査時間 翌営業日
無利息期間

申込条件は以下の通りです。

  • 申込時に満20歳以上69歳以下である
  • 原則安定した収入を得ている
  • 保証会社の保証が受けられる

三井住友銀行のカードローンでは以下の3種類の返済シミュレーションが用意されていて、便利に試算できます。

  • 借入金額を指定の期間で返済するときの毎月の返済額を算出
  • 借入金額を指定の金額で返済するときの返済期間を算出
  • 約定返済額で返済を続けた際の返済期間と返済総額を算出

返済計画を立てた上で借り換えができます。

三井住友銀行のカードローンはコラムのページで借り換えローンとしての利用に言及しているため、借り換えとしての利用にも積極的だと言えるでしょう。

三井住友銀行のカードローンの金利は、年1.5~14.5%です。現在、年18.0%や年20.0%の金利での借り入れがある方なら、借り換えによって返済計画を見直し、今よりも低い金利で返済負担を軽減できる場合があります。引用元:三井住友銀行│知って納得カードローンの基礎知識

三井住友銀行ATMと提携コンビニATMが手数料無料で利用可能で、手数料が減らせるのもポイント。

口座を持っている人は、普通預金のキャッシュカードで借り入れができます。

金利の低さが魅力のみずほ銀行カードローン

みずほ銀行カードローンの公式キャプチャ

利用限度額 10万円~800万円
金利(年) 2.00~14.00%
最短審査時間 翌営業日
無利息期間

申込条件は以下の通りです。

  • 契約時の年齢が満20歳以上満66歳未満である
  • 安定かつ継続した収入が見込める
  • 保証会社の保証が受けられる
  • ※外国人の利用者は永住許可を受けている

みずほ銀行カードローンは、上限の金利が年14.0%と低金利。

消費者金融から借り換えると、金利が下がる可能性が高いでしょう。

20万円以下の借り入れなら返済額が2,000円と、返済しやすいのもポイント。

80万円超100万円以下の借り入れでも返済額は10,000円と、無理のない返済ができます。

Webで申し込めば、最短翌営業日に審査結果がわかるのも特徴です。

電話や店頭での申し込みもできますが、審査結果連絡が最短で翌々営業日以降になります。

早めに結果を知りたい人は、Webで申し込みましょう。

口座を作成しなくても借り入れ可能なイオン銀行カードローン

イオン銀行カードローンの公式キャプチャ

利用限度額 10万円~800万円
金利(年) 3.80~13.80
最短審査時間
無利息期間

申込条件は以下の通りです。

  • 契約時の年齢が満20歳以上満65歳未満である
  • 日本国内に居住している(外国籍の人については永住許可を受けている)
  • 本人に安定かつ継続した収入が見込める(学生は申し込めない)
  • 保証会社の保証が受けられる

イオン銀行カードローンは、口座を作成しなくても利用可能なカードローンです。

銀行カードローンの中には、カードローンを契約するにあたって預金口座の開設が必要なものもあります。

口座を作成しなくても利用できれば、手軽です。

上限の金利も年13.80%と低く、借り換えによる利息の軽減が期待できます。

審査時間については、書類のアップロードが早ければ早めに進むとしか案内されていません。

数日かかる可能性も考えて、余裕をもって申し込みましょう。

低金利で借りられる可能性がある銀行フリーローン

貸金業者のカードローンから銀行フリーローンで借り換えると、銀行カードローンで借り換えるよりもさらに低金利で借りられる可能性があります。

フリーローンとは借りたお金の使い道が原則自由で、追加の借り入れができないローンです。

追加の借り入れができない性質上、返済が滞るリスクが低いのが特徴。

リスクが低い分、カードローンよりも低金利での融資が可能です。

借り換えに必要な金額に加えて、自由な目的で使えるお金を追加で借りられる商品もあります。

契約後は追加の借り入れができなくても構わない人は、銀行フリーローンでの借り換えを検討しましょう。

消費者金融からの借り換えにも利用できる、銀行のフリーローンを4種類紹介します。
地方銀行で見られる商品で、利用できる地域が限られているケースも。今回紹介した商品と合わせて、普段利用している銀行に適した商品がないかチェックしましょう。

サービス名 静岡銀行「しずぎんフリーローン」 トマト銀行「トマト・借換え専用フリーローン ひとまとめ」 大垣共立銀行借換えローン「マネーレスキュー」 宮崎銀行「みやぎん おまとめ1」
利用限度額 500万円まで ・申込金額:50万円~800万円
・利用金額:10万円から800万円
50万円~500万円 10万円~500万円
金利(年) 4.5~14.5% 4.80~13.80% 4.00~14.00%
※保証料率を除く
4.00~14.50%
最短審査時間 1週間程度
※仮審査の結果連絡は最短3営業日
翌営業日
借り換え以外の目的での借り入れ

全国対応可能な静岡銀行「しずぎんフリーローン」

静岡銀行の公式キャプチャ

利用限度額 500万円まで
金利(年) 4.5~14.5%
最短審査時間 1週間程度
※仮審査の結果連絡は最短3営業日
借り換え以外の目的での借り入れ

申込条件は以下の通りです。

  • 申込時の年齢が満20歳以上70歳未満である(学生は申し込み不可)
  • 保証会社の保証が受けられる
  • ※外国人の場合は永住者または特別永住者に限る

静岡銀行「しずぎんフリーローン」は、地方銀行の商品でありながら全国対応が可能なのが特徴。

Webや電話で申し込み、来店不要で契約ができます。

複数の用途がある場合は、必要な金額をまとめて借り入れ可能です。

金利の上限が年14.5%で、借り換えによって金利が下がる可能性があります。

アルバイトや契約社員でも申し込みが可能なので、年収が心配な人も一度相談しましょう。

キャッシングを一本化できる「トマト・借換え専用フリーローン ひとまとめ」

トマト銀行の公式キャプチャ

利用限度額 ・申込金額:50万円~800万円
・利用金額:10万円から800万円
金利(年) 4.80~13.80%
最短審査時間 翌営業日
借り換え以外の目的での借り入れ

申込条件は以下の通りです。

  • 申込時に満20歳以上65歳未満である
  • 完済時に満70歳以下である
  • 安定した収入を得ている
  • 住まいまたは勤務先がトマト銀行本支店の営業区域内にある
  • 保証会社の保証が受けられる
  • 申込時にトマト銀行の借り入れを延滞していない

主に岡山県に店舗を展開しているトマト銀行の「トマト・借換え専用フリーローン ひとまとめ」は、借り換え専門のフリーローンです。

金利の上限が年13.8%と低金利。
借り換えで金利が下がる可能性が高いでしょう。

返済時にボーナス返済が併用できるため、ボーナスを活用して負担なく返済する方法も選べます。

申込条件が細かく設定されているため、注意が必要です。

完済時の年齢や住まいまたは勤務先の場所なども関係するので、事前に条件を確認しましょう。

東京支店や大阪支店など、一部地域ではローン商品が取り扱われていません。

利用できる地域に住んでいるか確認して、申し込みを検討しましょう。

生活資金も借りられる大垣共立銀行借換えローン「マネーレスキュー」

大垣共立銀行の公式キャプチャ

利用限度額 50万円~500万円
金利(年) 4.00~14.00%
※保証料率は除く
最短審査時間
借り換え以外の目的での借り入れ

申込条件は以下の通りです。

  • 融資実行時に満20歳以上66歳未満である
  • 返済可能な安定継続収入を得ている
  • 大垣共立銀行の営業エリア内に居住または勤務している(※東京、大阪は除く)
  • 保証会社の保証が受けられる

大垣共立銀行借換えローン「マネーレスキュー」は、借り換え向けのローンです。

借り換え資金以外に、生活に必要な資金も含められるのが特徴。
生活に必要な資金のみの借り入れはできません。

金利には保証料が含まれておらず、融資時に保証料率が加えられる点に注意しましょう。

大垣共立銀行の営業エリアは岐阜県や愛知県など6県にまたがっているため、利用できる人も多いでしょう。

仮申し込みはWebからできますが、正式な申し込みには来店が必要です。

使い道自由な資金も借り入れ可能な宮崎銀行「みやぎん おまとめ1」

宮崎銀行の公式キャプチャ

利用限度額 10万円~500万円
金利(年) 4.00~14.50%
最短審査時間
借り換え以外の目的での借り入れ

申込条件は以下の通りです。

  • 借入時の年齢が満20歳以上満69歳以下である
  • 完済時の年齢が満75歳以下である
  • 安定継続した収入を得ている
  • 保証会社の保証が得られる

「みやぎん おまとめ1」は、東京を除く営業部で取り扱われています。

宮崎銀行「みやぎん おまとめ1」では、借り換えのほかに使い道自由な資金も借り入れできます。

パートやアルバイトでも申し込み可能です。

ただし学生や年金収入のみの人は申し込めません。

仮審査申し込みは、Webや電話でできて便利。

契約には来店が必要です。

申込条件に営業エリアに関する記述はありませんが、来店が必要な商品なので遠方からの申し込みは難しいと言えます。

審査が不安な人におすすめの貸金業者のカードローン

審査が不安な人におすすめなのが、貸金業者のカードローンで借り換える方法です。

金利が高めに設定されている分、銀行のローン商品よりも審査に柔軟性が期待できるでしょう。

貸金業者とは、消費者金融やクレジットカード会社を言います。

貸金業者のカードローンでも商品によって金利に差があるため、少しでも金利が低いカードローンに借り換えれば利息の軽減が可能です。

貸金業者のカードローンの中には、初めて契約した人を対象に無利息で借りられる期間が設けられているものがあります。

無利息期間を上手に活用して借り換えれば、返済負担が減らせるケースも。

貸金業者のカードローンに借り換えれば、追加の借り入れも可能です。

審査が不安な人が借り換えるのにおすすめの貸金業者は、以下の6つです。

サービス名 三井住友カード カードローン プロミス オリックスマネー レイク アイフル アコム
利用限度額 900万円まで 500万円まで 10万円~800万円 1万円~500万円 1万円~800万円 1万円~800万円
金利(年) 1.5~15.0% 4.50~17.80%
※新規契約者が対象
1.50~17.80% 4.50~18.00% 3.00%~18.00% 3.00%~18.00%
最短審査時間 5分 20分 60分 15秒 20分 20分
無利息期間 最大3ヵ月 30日間
※メールアドレス登録とWeb明細利用の登録が必要
3種類から条件に合わせて適用 はじめての方は最大30日間 最大30日間

※ お申込時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。

金利の上限が年15.0%の三井住友カード カードローン

三井住友カード カードローンの公式キャプチャ

利用限度額 900万円まで
金利(年) 1.50~15.00%
最短審査時間 最短5分
無利息期間 最大3ヵ月

※最短5分の会員番号発行は、新規契約時点での利用枠が50万円での申込みになります。
※最短5分の会員番号発行 受付時間:9:00〜19:30

申込条件は以下の通りです。

  • 満20歳以上69歳以下である(学生は除く)
  • 安定収入を得ている

クレジットカード会社のカードローンである三井住友カード カードローンは、上限の金利が年15.0 %と低金利です。

消費者金融から借り換えると、金利が下がる可能性があります。

カードタイプと振込専用の「三井住友カード カードローン(振込専用)」の2種類の商品があり、希望に合わせて選べて便利。

50万円以下の希望額で申し込めば、最短5分での審査も可能です。

できるだけ早く審査結果を聞きたい場合は、即時発行受付時間である9:00~19:30の間に申し込みましょう。

※カードレスタイプをご希望の場合、「オンライン口座振替設定」画面遷移後、50分以内に「オンライン口座振替設定」及び「キャッシングのご契約内容確認」を完了し、「お申込手続き完了」画面まで進める必要があります。
※上記の設定が難しい場合は、カードタイプの申込をおすすめします。

上限の金利が他の消費者金融より低めで無利息期間もあるプロミス

プロミスの無利息期間と融資時間

利用限度額 500万円まで
金利(年) 4.50~17.80%
※新規契約者が対象
最短審査時間 最短15秒事前審査
無利息期間 初回利用日の翌日から30日間

※事前審査結果ご確認後、本審査が必要となります。
※新規契約のご融資上限は、本審査により決定となります。

申込条件は以下の通りです。

  • 18歳から74歳以下である
  • 本人が安定した収入を得ている

※ 収入が年金のみの場合は、申し込みできません。

プロミスは、新規契約者を対象とした金利の上限が年17.80%と、他の大手消費者金融より低いのが特徴です。

メールアドレス登録とWeb明細利用の登録で、初めての人は初回出金日の翌日から30日間無利息で借り入れができます。

金利の差と無利息サービスを上手に活用すれば、現在借りているお金の返済負担軽減も可能です。

最短審査時間が20分で、早ければ即日融資も受けられます。

Webですべての手続きを完結できるオリックスマネー

オリックス・クレジットの公式キャプチャ

利用限度額 10万円~800万円
金利(年) 1.50~17.80%
最短審査時間 60分
無利息期間

申込条件は以下の通りです。

  • 満20歳以上69歳までである
  • 日本国内に居住している
  • 毎月定期収入を得ている

オリックスマネーは、Webですべての手続きを完結できるスマホ完結のマネーサービス。

上限の金利が年17.8%と、他の消費者金融より低めです。

申し込みはWebで完結して、カードの発行も郵送物もありません。

借り入れや返済もアプリやWebでできるので、手軽に借り入れや返済が可能です。

無利息期間は設けられていないため、日々の金利を少しでも減らしたい場合に借り換絵を検討しましょう。

無利息期間を生かせば負担が軽減できる可能性があるアイフル

アイフルの無利息期間と融資時間

利用限度額 1万円~800万円
金利(年) 3.00%~18.00%
最短審査時間 20分
無利息期間 はじめての方は最大30日間

申込条件は以下の通りです。

  • 満20歳以上69歳までである
  • 定期的な収入と返済能力を有している

アイフルは、初めて借り入れする人を対象として、はじめての人は契約日の翌日から最大30日間無利息で借りられるサービスを設けています。

金利の上限は年18.0%と他の大手消費者金融と同等なので、無利息期間を活用して返済負担を減らしましょう。

中小消費者金融で年18.0%よりも高い金利で借りている人の場合は、利息の軽減が期待できます。

Webで申し込めば最短審査時間が20分と、審査結果が出るのが早いのも特徴です。

※お申し込みの時間帯により、翌日以降になる場合があります。

最大30日間無利息で借りられるアコム

アコムの公式キャプチャ

利用限度額 1万円~800万円
金利(年) 3.00%~18.00%
最短審査時間 20分
無利息期間 最大30日間

申込条件は以下の通りです。

  • 20歳以上69歳までである
  • 安定した収入を得ていて返済能力がある

アコムも初めて借り入れする人を対象として、契約日の翌日から最大30日間無利息で借りられるサービスを提供しています。

金利の上限は年18.0%なので、無利息期間を活用して返済の負担を減らしましょう。

年18.0%よりも高い金利で借りている人は、借り換えで金利が下がる可能性があります。

アコムは大手消費者金融の中で唯一、スマホアプリをカード代わりに借り入れをするスマホAMTに対応していませんでした。

2022年6月現在、スマホATMによる借り入れも可能になっています。

Qカードがなくても利用(借入)はできますか?
A はい。ご利用いただけます。
振込で借りるかスマホATMで借りるをご利用いただくことで、カードがなくてもお借入いただくことが可能です。引用元:アコム│よくあるご質問

※ お申込時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。

選べる無利息期間が特徴のレイク

レイクの公式キャプチャ

利用限度額 1万円~500万円
金利(年) 4.50~18.00%
最短審査時間 15秒
無利息期間 3種類から条件に合わせて適用

申込条件は以下の通りです。

  • 満20歳から70歳までである
  • 日本国内に居住している(日本の永住権を取得している)
  • 安定した収入を得ている
  • メールアドレスを持っている

レイクは、無利息特典に特徴がある消費者金融です。

無利息特典の種類を確認しましょう。

無利息特典 契約額 申込方法
借入額全額60日間
利息0円
1万円~200万円 Web限定
借入額のうち5万円まで
180日間利息0円
1万円~200万円 ・Web
・自動契約機
・電話
借入額全額30日間
利息0円
1万円~500万円 ・Web
・自動契約機
・電話

複数当てはまる場合は、お得なものを選べる仕組みです。

金利の上限は他の消費者金融と同様に年18.0%で、大手消費者金融から借り換える場合は金利の引き下げは期待できません。

無利息特典を活用して返済負担を減らすのに向いている借入先です。

レイクではスマホATMによる借り入れが停止されていましたが、2022年6月9日より借り入れが再開されました。

停止しておりましたスマホATM取引(お借入れ)およびWeb返済サービスにつきましても2022年6月9日に再開を予定しております。引用元:レイクからのお知らせ


※1 21時(日曜日は18時)までのご契約手続き完了(審査・必要書類の確認含む)で、
当日中にお振込みが可能です。一部金融機関および、メンテナンス時間等を除きます。
※ 初めてなら初回契約翌日から無利息
※ 無利息期間経過後は通常金利適用。
※ 30日間無利息、60日間無利息、180日間無利息の併用不可。
※ ご契約額が200万超の方は30日無利息のみになります。
※ Webで申込いただき、ご契約額が1~200万円の方。
※ Web以外で申込された方は60日間無利息を選べません。
※ 契約額1万円~200万円まで

≪貸付条件≫
融資限度額 1万円~500万円
貸付利率 4.5%~18.0%
ご利用対象 年齢が満20歳以上70歳以下の国内に居住する方,ご自分のメールアドレスをお持ちの方,日本の永住権を取得されている方
遅延損害金(年率) 20.0%
ご返済方式 残高スライドリボルビング/元利定額リボルビング
ご返済期間・回数 最長5年、最大60回
必要書類 "運転免許証
※収入証明(契約額に応じて、新生銀行フィナンシャルが必要とする場合)
担保・保証人 不要
※商号:新生フィナンシャル株式会社
※貸金業登録番号:関東財務局長(10) 第01024号 日本貸金業協会会員第000003号

複数の借り入れがあるならおまとめローン

複数の貸金業者から借り入れがある人が借り換えを検討するなら、おまとめローンを検討しましょう。

おまとめローンとは、複数の借り入れを一本化する目的の商品です。

無担保のローンが対象で、以下のような効果が期待できます。

  • 返済日が月1回になる
  • 返済額が見直せる

複数の借り入れ先に返済をすると月に何度も返済日がきますが、おまとめローンで一本化すれば何度も返済する必要がありません。

返済額が見直せて、返済しやすい金額になります。

貸金業者で借り入れをする場合、総量規制というルールにより年収の3分の1を超える融資は受けられません。

おまとめローンは返済に困っている人が返済を進める目的があるため、例外的に年収の3分の1を超える融資を認められるのが特徴。

以下のように、総量規制の金額には含まれても例外的に融資が認められるローンの中に含まれています。

①顧客に一方的に有利となる借換え
②借入残高を段階的に減少させるための借換え引用元:日本貸金業協会│総量規制が適用されない場合について

おまとめローンでは、追加の借り入れができません。

消費者金融で借り換えを目的として別の商品を契約する場合でも、追加の借り入れができると総量規制が適用されます。

複数の借り入れがある人に向いている、返済専用で借り入れを一本化できるおすすめおまとめローンを6種類紹介します。

サービス名 アイフルのおまとめローン「おまとめMAX・かりかえMAX」 プロミスのおまとめローン レイクの「レイク de おまとめ」 SMBCモビットのおまとめローン 中央リテール
利用限度額 1万円~800万円 300万円まで 1万円~500万円 500万円まで 500万円まで
金利(年) 3.00~17.50% 6.30~17.80% 6.00%~17.50% 3.00~18.00% 10.95~13.00%
最短審査時間 最短翌営業日 最短即日 最短2時間
おまとめ対象 ・銀行のローン
・貸金業者のローン
・クレジットカードのキャッシング
・クレジットカードのショッピング
・貸金業者のローン
・クレジットカードのキャッシング
・銀行のローン
・貸金業者のローン
・クレジットカードのキャッシング
・クレジットカードのショッピング
・貸金業者のローン
・クレジットカードのキャッシング
・貸金業者のローン
・クレジットカードのキャッシング

クレジットカードもまとめられるアイフルのおまとめローン

アイフル 来店不要

利用限度額 1万円~800万円
金利(年) 3.00~17.50%
最短審査時間 最短翌営業日
おまとめ対象 ・銀行のローン
・貸金業者のローン
・クレジットカードのキャッシング
・クレジットカードのショッピング

申込条件は以下の通りです。

  • 満20歳以上69歳までである
  • 定期的な収入と返済能力がある

アイフルのおまとめローン「おまとめMAX・かりかえMAX」は、両者ともおまとめを目的としたローンです。

商品内容は同じで、アイフルを利用した経験がある人は「おまとめMAX」、アイフルを初めて利用する人は「かりかえMAX」に申し込むルールになっています。

貸金業者からの借り入れだけではなく、銀行のローンやクレジットカードのショッピングもおまとめ可能。

「おまとめMAX」では、アイフルの借り入れのおまとめにも対応しているのが特徴です。

自社の借り入れはまとめられない商品もある中で、アイフルなら自社のローンも借り換えられます。

アイフルのおまとめローンは、申し込みから契約までWebや電話で対応可能です。

Web契約なら郵送物もないため、家族にバレたくない人にも向いています。

返済期日が選べて便利なプロミスのおまとめローン

プロミスおまとめローン公式キャプチャ

利用限度額 300万円まで
金利(年) 6.30~17.80%
最短審査時間 最短即日
おまとめ対象 ・貸金業者のローン
・クレジットカードのキャッシング

申込条件は以下の通りです。

  • 20歳以上65歳以下である
  • 申込者本人に安定収入がある

プロミスのおまとめローンは、返済日が「5日」「15日」「25日」「末日」から都合に合わせて選べます。

安定収入があれば、アルバイトやパートによる収入でも借り入れが可能です。

プロミスを利用している人もおまとめローンに切り替えられるため、返済に困っている場合は申し込みを検討しましょう。

プロミスのおまとめローンは、Web申し込みに対応していない点に注意が必要です。

来店できるなら、自動契約機で申し込めます。

来店できない場合は、電話で申し込んで郵送で契約しましょう。

会員なら利用を検討したいSMBCモビットのおまとめローン

SMBCモビット公式サイト

利用限度額 500万円まで
金利(年) 3.00~18.00%
最短審査時間
おまとめ対象 ・銀行のローン
・貸金業者のローン
・クレジットカードのキャッシング
・クレジットカードのショッピング

申込条件は以下の通りです。

  • SMBCモビットの会員である
  • 20歳から65歳までである
  • 安定した収入を得ている

SMBCモビットのおまとめローンは、SMBCモビット会員専用のおまとめローンです。

申し込み方法は電話ですが、契約はWebでできます。

スマートフォン版の会員専用サービス「Myモビ」からの手続きが必要なので、スマートフォンを持っていない人は利用できません。

融資が決まったらSMBCモビットが利用者名義で振り込んでくれる、便利な商品です。

振込手数料もかかりません。

銀行カードローンもおまとめ対象のレイク「レイク de おまとめ」

レイクの公式キャプチャ

利用限度額 1万円~500万円
金利(年) 6.00%~17.50%
最短審査時間
おまとめ対象 ・銀行のローン
・貸金業者のローン
・クレジットカードのキャッシング
・クレジットカードのショッピング

申込条件は以下の通りです。

  • 満20歳から70歳までである
  • 安定した収入を得ている

レイクの「レイク de おまとめ」は、銀行のローンやクレジットカードのショッピングもまとめられるおまとめローンです。

2021年12月から取り扱いが開始された商品なので、積極的に融資をしていると予想できます。

申し込みたい場合は、「レイク de おまとめ」専用のフリーダイヤルに電話しましょう。

審査結果の連絡は電話で受けられますが、契約の際は自動契約機に出向かなければいけません。

近くに自動契約機があるか確認した上で、申し込みを検討しましょう。

担当者全員が国家資格を取得しているおまとめ専用の中央リテール

中央リテールの公式キャプチャ

利用限度額 500万円まで
金利(年) 10.95~13.00%
最短審査時間 最短2時間
おまとめ対象 ・貸金業者のローン
・クレジットカードのキャッシング

中央リテールはおまとめローン専用の消費者金融で、担当者全員が国家資格を取得しているのが特徴。

不安な時は相談に乗ってもらえる安心感があります。

最短の最短審査時間は2時間で、審査結果が出るまで長時間待つ必要がありません。

最短翌日には融資を受けられます。

個人情報の保護にも努めていて、取引内容を周りに知られないようにしてくれるのもポイントです。

返済日は任意の支払い日を決められるため、返済しやすい日を選べます。

申し込み条件の詳細は記載されていませんが、クイック診断で表示されるのは65歳までです。

65歳を超えていると、申し込みが難しいと言えるでしょう。

上限の金利は年13.0%と低くなっていますが、下限の金利が年10.95%と高めです。

借入額によっては金利が下がらない可能性もあるため、事前にしっかり相談した上で申し込みを検討しましょう。

会員になっていれば低金利で利用できるろうきん

会員になっていれば低金利で利用できる、ろうきんで借り換える方法もあります。

ろうきんは原則として会員でなければ利用できません。

ろうきんで借りる制度は働く人のための福祉金融機関という位置付けで、会員に有利になるよう金利の設定も低めです。

例えば北陸ろうきんのカードローンの上限金利は10.00%程度で、借り換えによって金利がかなり低くなる可能性があります。

ろうきんで消費者金融の借り入れを借り換える3つの方法

ろうきんで消費者金融の借り入れを借り換える方法は、主に以下の3つです。

  • カードローン
  • フリーローン
  • 借り換え専用ローン

借り換え後も融資を希望している場合はカードローン、借り換え後は返済に集中したい場合はフリーローンを選びましょう。

借り換え専用ローンは、借り換え専用のプランです。

おまとめ目的でも利用できるため、借入額が多い場合は借り換え専用ローンが向いています。

ろうきんではカードローンやフリーローンでも借りたお金を借り換えに利用できないケースがあるため、商品概要に注意しなければいけません。

いくつか例を挙げて、借り換えが可能か確認しましょう。

商品の例 借り換えローンとしての利用
北海道ろうきんカードローン「マイプラン」
北陸ろうきんカードローン「マイプラン」
北陸ろうきんWeb完結型カードローン「Webマイプラン」
近畿ろうきんカードローン「スマートチョイス」
静岡ろうきんのリーローン「ライフローン」
長野ろうきんフリーローン
長野ろうきん多目的ローン

利用先のろうきんの商品を事前に確認した上で、条件に合う商品に申し込みましょう。

借り換え専用ローンを扱っているろうきんは少ないのが特徴。

北陸ろうきんや中国ろうきんで取り扱われています。

北陸ろうきんを例に、金利の目安を確認しましょう。

商品名 金利(年)
カードローン「マイプラン」
※Web完結型カードローン「Webマイプラン」は借り換え不可
4.80~10.20%
フリーローン借り換えプラン 会員:3.90%
一般:5.50%
おまとめ名人 7.70%

低金利で借りられる可能性があるのがわかります。

ろうきんで借り換えをすると借り入れがバレる可能性もある

消費者金融を内緒で利用している人がろうきんで借り換えをすると、借入がバレる可能性もあります。

ろうきんでは、ローンの契約の際に郵送物があります。

ローン商品によっては来店も必要です。

郵送物や来店がきっかけで借り入れがバレる可能性もあるため、内緒で利用したい人は注意しましょう。

ローンの借り換えとは?おまとめローンとの違いを確認

ローンの借り換えとは何か、おまとめローンとの違いを確認しましょう。

借り換えとおまとめの主な違い

借り換えとおまとめの主な違いは、以下の通りです。

ローンの種類 借り換えローン おまとめローン
特徴 カードローン利用者が別のカードローンを契約する 複数の借り入れがある人が借入先を1つにまとめる
総量規制 対象 対象外
追加融資

借り換えローンはA社で借り入れをしていた人が新たにB社と契約して、A社を解約するイメージです。

別の商品を契約し直すだけなので、借り換えは総量規制の対象となります。

銀行は貸金業者ではないため、銀行のカードローンやフリーローンに借り換えるなら総量規制は影響しません。

銀行ならいくらでも借りられるわけではなく、滞納が起きないよう銀行でも年収の3分の1が借りられる金額の目安とされています。

カードローンに借り換えれば、追加融資も可能です。

おまとめローンはABCの3社から借り入れをしている人がD社で契約し、ABCの3社を解約するイメージで利用するのが特徴。

貸金業者から借入をする場合でも、おまとめローンは例外的に年収の3分の1を超える借入が認められます。

複数の借り入れがある人や、利息がかさんで年収の3分の1を超える借り入れがある人は、おまとめローンを検討しましょう。

ローンによっては区別がないため商品内容の確認が必要

正確に言えば借り換えローンとおまとめローンは違う商品ですが、ローンによっては区別されていません。

「借り換えローン」という名称の商品なのに、内容を確認するとおまとめローンになっているケースも見られます。

借り換えやおまとめを検討する場合は、商品内容まで確認して希望する方法で借りましょう。

消費者金融からの借り換えにおける4つのメリット

消費者金融から借り換えるメリットは、以下の4つです。

  • 金利が下がれば利息が少なくて済む
  • より便利な商品を選べる
  • 複数の借り入れをまとめれば返済管理がしやすくなる
  • 商品によってはクレジットカードのショッピングもまとめられる

それぞれについて詳しく確認しましょう。

金利が下がれば利息が少なくて済む

今よりも金利が低いローンの審査に通れば、金利が下がります。

利息の計算方法は【借入額✕金利✕借入日数】で、借りた金額と日数が同じでも金利が違えば利息は異なる仕組みです。

具体的にどれくらいの差が出るかについては、後ほどシミュレーション結果を紹介します。

より便利な商品を選べる

借り換えをすると、より便利な商品を選べる可能性があります。

今利用している消費者金融によっては、「ATM手数料が高額になる」「対応している借入方法が少ない」など不便に感じる場合もあるでしょう。

例えば三井住友銀行のカードローンでは、三井住友銀行ATMと提携コンビニATMが手数料無料で利用可能です。

複数の借り入れをまとめれば返済管理がしやすくなる

複数の借り入れがある人は、おまとめローンを利用して借入を一本化すれば返済管理がしやすくなります。

現在3社から借りていれば、返済日も返済額も業者によって違うでしょう。

月に3回返済について考えなければいけませんが、借り入れが一本化できれば返済が1回で済み便利です。

返済額も無理のない金額に見直してもらえるため、無理のない返済もできます。

商品によってはクレジットカードのショッピングもまとめられる

おまとめローンによっては、クレジットカードのショッピングがまとめられるのもメリット。

おまとめの対象となる借り入れは選ぶおまとめローンによって異なり、次のタイプがあります。

  • クレジットカードのキャッシングも含む貸金業者からの借り入れのみまとめられる
  • 銀行カードローンやクレジットカードのショッピングも含めてまとめられる

消費者金融だけではなく、クレジットカードのショッピングも含めて返済を進めたい人には、クレジットカードのショッピングもまとめられるおまとめローンが便利です。

消費者金融から借り換えをする3つのデメリット

消費者金融からの借り換えには、以下のようなデメリットもあります。

  • 選ぶローンによっては追加の借り入れができなくなる
  • 借り入れをまとめる場合は返済総額が増える可能性がある
  • 銀行での借り換えを選ぶと審査が厳しめになる

それぞれについて詳しく確認しましょう。

選ぶローンによっては追加の借り入れができなくなる

借り換え先としてフリーローンやおまとめローンを選ぶと、追加の借り入れができなくなります。

借り換え後は新たな借り入れをせず、返済のみに集中する場合は問題ありません。

しかし今後もお金に困って借り入れをする可能性があるなら、借り換え先としてカードローンを選ぶ必要があります。

借り入れをまとめる場合は返済総額が増える可能性がある

おまとめローンを利用して複数の借り入れをまとめると、返済総額が増える可能性があります。

ご契約内容によっては、返済回数・返済総額が増加する場合もございますので、ご注意ください。引用元:プロミス│おまとめローン

借り入れを一本化する前の金利や借入額、おまとめ後の金利や返済額など、様々な要因で返済総額がおまとめ前より増加するかどうかが決まります。

不安な人は、返済シミュレーションで試算してからおまとめを検討しましょう。

銀行での借り換えを選ぶと審査が厳しめになる

銀行で借り換える方法を選ぶと、審査が厳しめになる点に注意が必要です。

消費者金融よりも金利が低い銀行のローンでは、得られる利息が消費者金融ほど多くありません。

利息には経営を維持するための費用だけではなく、万が一利用者の返済が滞ったときに困らないよう備えるための費用も含まれています。

金利が低いローンは備えが少なく、返済が滞る人が多く出ると経営に影響を受ける可能性が高いのが特徴です。

経営に悪影響が出ないようにするには、不安がある人には貸さないようにするしかありません。

銀行だから審査が厳しいというより、金利が低いローンは審査が厳しいと考えましょう。

借り換えを消費者金融で利用する上での2つの注意点

借り換えローンを利用するなら、以下の点に注意しましょう。

  • 現在の借入額によっては借り換え先の審査に通りにくい
  • 借り換え前のローンを完済しないでいると負担が増える可能性がある

消費者金融の借り換えにおいて注意すべき理由について、詳しく紹介します。

現在の借入額によっては借り換え先の審査に通りにくい

現在の借入額が高い人は、借り換え先の審査に通りにくい点に注意しましょう。

借り換えローンはすでに借り入れがある状態で審査を受けるため、初めて借り入れをする人よりも返済に回せるお金は少ないと言えます。

年収に対して3分の1近い割合の借り入れをしていると、返済が可能だと判断してもらえません。

おまとめローンなら審査に通る可能性もありますが、借り換えだと難しいでしょう。

借り換え前のローンを完済しないでいると負担が増える可能性がある

借り換えに成功した後、借り換える前のローンを完済しないでいると、負担が増える可能性があります。

契約が終了したら、新たな借り入れ先から元の借入先のローンを完済できるだけの借り入れをして、完済した上で解約しましょう。

両方から借りられる状態になっていると、つい借り入れをしてしまう可能性も。

返済が進まず、月々の返済額も増えるため、借り換えをしたら元のローンは必ず完済しましょう。

借り換えできる消費者金融で審査通過するためのポイント

借り換えローンの審査で見られるポイントは、以下の通りです。

  • 安定収入があるか
  • 現在の借り入れを延滞していないか
  • 信用情報に異動情報がないか
  • 借入額が多すぎないか

それぞれについて確認しましょう。

安定収入があるか

はじめての借り入れの時と同様に、安定収入があるかどうかは重点的に確認される項目です。

審査に通るには、定期的に同じくらいの金額の収入を得ている必要があります。

現在借りているお金を完済できるだけの収入がなければ、審査には通りません。

はじめての借り入れのときは収入に見合った金額を貸してもらえるため、年収の高さよりも安定性が重視されます。

借り換えでは元のローンを完済しなければいけないため、収入額も関係するのが特徴。

今借りている金額が年収の3分の1を超えていると、借り換えの審査は厳しいと考えましょう。

現在の借り入れを延滞していないか

現在の借り入れを延滞していないかも、返済能力に直結する内容で重点的に見られる項目です。

現在の借り入れを延滞していると、返済能力を疑われて審査に通らない可能性があります。

短期の遅延が1回~2回程度なら、問題にならないのが一般的です。

たとえ短期の遅延でも複数回あれば、今後返済が難しくなるかもしれないと思われて審査上不利です。

延滞している場合は、借り換えるかどうか慎重に検討した方がよいでしょう。

信用情報に異動情報がないか

借り換えの審査では、信用情報に異動情報がないかも確認されます。

信用情報とは、個人の借り入れに関する情報です。

「異動情報がある」とは、長期延滞や債務整理など、返済上何らかの問題を起こしている状態を言います。

短期の延滞は異動情報とは言いませんが、2ヶ月以上にわたって滞納すると異動情報として記録される仕組みです。

短期の延滞でも、複数回あれば借入先の判断で異動情報として登録される場合もあります。

異動情報があると借り換えローンの審査を受ける段階ですでに返済できる状態ではないと判断されて、ほぼ審査に通りません。

借入額が多すぎないか

借入額が多すぎて総量規制の範囲である年収の3分の1に近い場合は、借り換えの審査に通らない可能性が高いと言えます。

借入額が多すぎる人は、借り換えではなくおまとめローンを検討すると審査に通る可能性も。

借入額によって利用するローンを選びましょう。

借り換えローンの審査に通りやすくする3つのコツ

借り換えローンの審査に通りやすくするコツは、以下の通りです。

  • 少しでも返済を進めてから申し込む
  • 複数の借り入れがあるならおまとめローンを選ぶ
  • 「借り換えも可能」と明記されている商品を選ぶ

それぞれについて詳細を解説します。

少しでも返済を進めてから申し込む

借り換えローンには総量規制が関係するため、年収の3分の1近い借り入れがある人は少しでも返済を進めてから借り換えローンに申し込みましょう。

総量規制が関係しない銀行カードローンでも、年収の3分の1が目安です。

今の借入先で返済を進めて、返済額が減ったタイミングで借り換え先のローンに申し込みましょう。

複数の借り入れがあるならおまとめローンを選ぶ

複数の借り入れがある人が借り換えをするなら、返済専用のおまとめローンを選びましょう。

追加借り入れが可能な商品は、複数の借り入れがあると審査に不利です。

次々とお金を借りる人だから今後返済が滞るかもしれないと思われるため、審査に通りにくくなります。

おまとめローンはもともと複数の借り入れがある人が利用する商品なので、複数の借り入れがあっても問題ありません。

ただし借入件数が4件以上あると、おまとめローンでも借入件数が多すぎると判断される可能性も。

借入額が少ないところを完済してから申し込んだ方が、審査に通る可能性を上げられます。

「借り換えも可能」と明記されている商品を選ぶ

「借り換えも可能」と明記されている商品を借り換え先として選ぶと、審査に通る可能性を上げられます。

すでに借り入れをしている人は、借り入れがない人に比べて返済に回せるだけのお金の余裕がないのは事実。

借り入れをしていない人よりも返済が滞りやすいため、資金使途は自由でも借り換え目的での利用に消極的な商品も見られます。

「借り換え可能」と明記されている商品なら、借り換えに積極的です。

借り換えローンの審査に通らないときの対策法

借り換えローンの審査に通らないときに考えられる対策法は、以下の通りです。

  • 今の借入先に相談して返済額を減らしてもらう
  • 金利の引き下げを交渉する
  • 返済不能な状態なら債務整理を検討する

それぞれについて確認しましょう。

今の借入先に相談して返済額を減らしてもらう

返済が厳しくて借り換えローンを検討している人は、今の借入先に相談して返済額を減らしてもらいましょう。

返済が滞るより少額でも返済してもらった方がよいと考えて、交渉に応じてくれる業者もあります。

例えばアコムでは以下のような案内されていて、相談が可能です。

Q 今月はいつもの返済金額だとちょっと厳しいのですが...
A 一時的な約定返済金額の減額など、ご返済金額に関するご相談を電話で承っております。アコム総合カードローンデスクまでお問い合わせください。引用元:アコム公式サイト│よくあるご質問

アイフルでは返済が厳しいときに、一時的に最低金額の返済で済む仕組みもあります。

業者ごとに対策を考えてくれるため、困ったときは相談しましょう。

金利の引き下げを交渉する

借り換えローンの審査に通らない場合、今の借入先で金利の引き下げを交渉する方法もあります。

「返済が厳しい」と理由を伝えて交渉すれば、金利を下げてもらえるケースも。

ただし交渉に成功しても、返済能力が下がったと判断されるのは避けられません。

追加融資が停止されるリスクがあるため、追加で借りられなくなっても問題がないときに試しましょう。

返済不能な状態なら債務整理を検討する

どうしても返済が難しい状態になっているなら、債務整理も検討しましょう。

債務整理は法的な手段や交渉によって返済額を減らす手続きで、主に以下の方法があります。

債務整理の方法 特徴 裁判所 減らせる金額
任意整理 ・借り入れ先との交渉で将来的な利息をカットする
・弁護士や司法書士に交渉してもらう
通さない 将来的な利息
個人再生 ・事前に決められた金額まで返済額を減らす
・返済能力が必要とされる
通す 最大で借入額の10分の1
自己破産 ・返済が全額免除される代わりに高額な財産を失う
・職業によっては手続き期間中に制限を受ける
・返済能力がなくても選べる
通す 全額免除

裁判所を通さずに済む任意整理が選ばれるケースが多く見られます。

状況に応じて手続き方法を選びましょう。

消費者金融から借り換えるべき?チェックポイントを紹介

消費者金融から借り換えるべきか悩んでいる人に向けて、借り換えるべきか判断するためのチェックポイントを紹介します。

借り換えをすべき人

消費者金融から借り換えをすべき人の特徴は、以下の通りです。

  • 借入先が1社で金利が高いと感じている
  • 返済額が高くて返済に負担を感じている
  • 今のローンを利用していて不便だと感じている

現在の借入先が1社のみで金利が高いと感じている人は、借り換えを検討すべきです。

複数の借り入れがあると借り換えの審査に通りにくくなります。

借入先が1社のみで返済に遅れがなければ、金利が低いローンの審査に通る可能性も。

返済が遅れている人は審査に通らないので、毎月きちんと返済できている場合は借り換えを検討しましょう。

月々の返済額が高くて返済に負担を感じている人は、返済額が低めのカードローンに借り換えると負担の軽減に効果的です。

例えばアイフルで10万円借入をしている場合の返済額は4,000円ですが、三井住友銀行のカードローンなら2,000円で済みます。

今のローンを利用していて「借りにくい」「返済がしにくい」と感じているなら、便利な方法で利用できるカードローンに借り換えましょう。

借り換えしない方がいい人

以下の条件に当てはまる人は、消費者金融から借り換えしないほうがよいでしょう。

  • 金利の低いところから借りている
  • 過去5年以内に長期延滞など返済上の問題を起こしている
  • 借入額が少ない

他の消費者金融よりも上限の金利が低めのところから借りている人や、上限の金利よりも低い金利が設定されている人は、借り換えても利息の節約が期待できません。

借り換え先では上限の金利が適用される可能性が高く、支払う利息が増える可能性もあります。

過去5年以内に長期延滞など返済上の問題を起こしていると、借り換えの審査に通りません。

審査に通らなければ借り換えができないので、今のまま利用するのがおすすめです。

借入額が少ない人は借り換えても軽減できる利息が少なく、借り換えに手間もかかります。

10万円借入をしている人が1年間で返済する場合を例に、利息を比較しましょう。

種類 利息
消費者金融カードローン(年18.0%) 10,000円程度
銀行カードローン(年14.5%) 8,000円程度


参考:E-LOAN │カードローンのかんたん返済額シミュレーション

利息の差は2,000円程度です。

借入額を元に軽減できる利息をシミュレーションして、手間をかけてでも借り換える方がよいか検討しましょう。

消費者金融からの借り換えで軽減できる利息をシミュレーション

消費者金融からの借り換えで軽減できる利息はどれくらいか、以下の3つのローンを例にシミュレーションした結果を確認しましょう。

  • アコム
  • みずほ銀行カードローン
  • 北陸ろうきんカードローン「マイプラン」※会員向け

各金額の最高の金利で、返済額は商品概要を元に約定返済額通りに返済した場合について紹介しています。

参考:アコム返済シミュレーション
参考:みずほ銀行カードローン返済シミュレーション

北陸ろうきんの返済シミュレーションでは利息が計算できないため、以下のシミュレーションで計算しています。


参考:中央ろうきん無担保ローンシミュレーション

50万円借り換える場合

カードローン アコム みずほ銀行カードローン 北陸ろうきんカードローン「マイプラン」※会員向け
金利(年) 18.00% 14.00% 9.80%
約定返済額 15,000円 6,000円 10,000円
返済総額 698,000円程度 956,000円程度 645,000円程度

アコムからみずほ銀行カードローンに借り換えた場合、約定返済額通りに返済していると金利が下がったのに返済総額が25万円程度高くなっているのがわかります。

月々の返済の負担を減らす目的で借り換える場合は構いませんが、返済総額を減らしたいなら約定返済額にも注意しなければいけません。

返済総額を減らすには、余裕があるときに追加返済を検討しましょう。

北陸ろうきんカードローン「マイプラン」で借り換えると、返済額も返済総額も減らせます。

100万円借り換える場合

カードローン アコム みずほ銀行カードローン 北陸ろうきんカードローン「マイプラン」※会員向け
金利(年) 15.00% 12.00% 9.80%
約定返済額 30,000円 10,000円 20,000円
返済総額 1,302,000円程度 1,795,000円程度 1,290,000円程度

アコムとみずほ銀行カードローンでは約定返済額が2万円違う分、返済総額に影響が出ているのがわかりました。

月々の返済の負担を抑える効果は高いと言えます。

みずほ銀行カードローンに借り換えて約定返済額通りに返済していると、50万円程度余分に利息を支払わなければいけません。

負担のない程度に追加返済をしながら、返済総額を抑えるのがポイントです。

ろうきんのカードローン「マイプラン」なら、返済額も返済総額も減らせます。

200万円借り換える場合

カードローン アコム みずほ銀行カードローン 北陸ろうきんカードローン「マイプラン」※会員向け
金利(年) 15.00% 9.00% 9.80%
約定返済額 60,000円 20,000円 30,000円
返済総額 2,603,000円程度 6,055,000円程度 2,900,000円程度

200万円借り入れをした場合、アコムの返済額は毎月6万円とかなり高額です。

みずほ銀行カードローンや北陸ろうきんカードローン「マイプラン」に借り換えれば、月々の返済額は抑えられます。

月々の返済がしやすい分、みずほ銀行カードローンでは返済総額が60万円程度と高額です。

繰り上げ返済を上手に利用しなければ、利息の負担が大きくなる点に注意しましょう。

北陸ろうきんカードローン「マイプラン」は金額別の金利が掲載されていなかったため、シミュレーション結果よりも低い金利で借りられる可能性も。

金利がさらに下がれば、返済総額も低くなります。

返済が負担なら消費者金融から借り換えるのも1つの方法

返済が負担なら、消費者金融から別のカードローンに借り換えるのも1つの方法です。

金利が低いカードローンに借り換えれば、返済総額が抑えられる可能性があります。

月々の返済額が高すぎて困っている場合も、借り換えで負担を減らせば返済しやすくなって便利です。

ただし月々の返済額が少ない分、返済総額が高くなります。

借り換えで月々の返済額を減らすなら、繰り上げ返済を上手に取り入れながら負担を減らせるよう計画を立てましょう。

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