カードローン

プロミスの審査に通過する流れは?審査基準からわかる通過のコツと審査時間を解説

プロミスの審査基準や流れは?

お金を借りるときに真っ先に思い浮かぶ人も多いであろうプロミスの審査全般について詳しく解説していきます。

初めて消費者金融を利用する多くの人が不安に感じる審査の流れや審査基準、土日の受付時間などを中心に紹介します。

審査落ちになりやすい原因も紹介するので、申し込み前に必ずチェックして審査に通るよう準備をしましょう。

プロミスの審査を通過するコツ3つ

プロミスの審査に通過する3つのコツを紹介します。

お金を借りるための審査に通過するには、返済能力があると判断される必要があります。

その判断基準は消費者金融や銀行ごとに違いますが、収入の安定感と本人の信用度は審査に与える影響が大きいです。

プロミスの審査に通過するコツ

  1. 勤続年数が長ければ長いほど審査は有利になる
  2. 借り入れ理由は慎重に答える
  3. 複数社への申し込みはせずプロミスだけに絞る

勤続年数が長ければ長いほど審査は有利になる

正社員で勤続2カ月目の人とパートで勤続10年の人では、後者の人が審査では有利になる傾向があります。

長期間勤務して給料を得てきた安定感が評価され、今後も継続した収入が見込めると判断されやすいためです。

一方で入社からの日が浅い場合、1年後、3年後も働き続けているかどうかは不透明です。

もし転職となれば一定期間収入がなかったり、次の就職先では給料が減って返済が困難になったりするケースも考えられます。

申込年齢や新卒か転職かなど、その他の条件も審査では絡んできますが、できれば勤続年数は1年以上ある状態だと望ましいです。

借り入れ理由は慎重に答える

プロミスのフリーキャッシング(一般的なカードローン)では、利用の用途を「生計費に限る」としています。

生計費とは生活費や服の購入代金、旅行、冠婚葬祭など生活に関わる費用全般のことですが、審査通過のためにはここでも慎重さが必要です。

もしギャンブルや投資を借り入れの理由にしてしまうと、融資したお金を回収できなくなるリスクが高いので審査落ちしやすくなります。

もし借り入れ理由を答える必要があるなら、結婚式のご祝儀や旅行などの理由で一時的にお金が必要な状況であると伝えましょう。

常に金欠状態なわけではなく、一時的な利用である点をアピールできると、貸し倒れリスクは低いと判断されて審査に通る可能性があります。

複数社への申し込みはせずプロミスだけに絞る

消費者金融や銀行のカードローン、クレジットカードなどに申し込むと、審査では信用情報機関が利用されます。

ここでは金融取引での延滞や貸し倒れ、自己破産履歴などが記録されているので、申込者に問題がないか必ず確認されるのです。

プロミスでは日本信用情報機構(JICC)とCICの2つの情報機関に登録し、申込時に照会を行っています。

いずれの機関も照会があると申込情報として記録され、その記録は最長6カ月間保存されます。

もし他社の申込情報が数件出てくると、よほどお金がないのかと返済能力が疑われ、審査に通りにくい「申し込みブラック」状態がしばらく続くでしょう。

一般的には、1カ月間に3社以上の申し込みを行うと「申し込みブラック」になりやすいです。

どんなに急いでいても、借り入れをいくつも申し込むのではなくプロミスひとつに絞って審査結果を待ちましょう。

プロミス審査の申込条件と審査基準は?

プロミスでは詳しい審査基準を明確にしていませんが、新規申込者の審査通過率は公表しています。

2023年4月〜8月について、他の大手消費者金融とも比較しながら実際の通過率を確認してみましょう。

プロミス アコム アイフル レイク
2023年4月 42.3% 40.7% 51.2% -
2023年5月 40.8% 42.6% 24.9% -
2023年6月 41.9% 42.8% 40.4% 26.6%
2023年7月 41.0% 42.6% 34.4% -
2023年8月 39.8% 42.0% 34.7% -
期間平均 41.16% 42.14% 37.12% 26.6%

データ参照元
プロミス:2024年3月期月次データ、アコム:2024年3月期マンスリーレポート、アイフル:2024年3月期月次データ、レイク:新生フィナンシャル株式会社第1四半期データブック

プロミスの審査通過率はやや上昇傾向にあり、表に入ってはいないものの2023年3月の通過率は42.6%です。

他社と比較すると数字に大きな差はないので、特別厳しい、または甘いわけではないでしょう。

ただし、審査してもらうにはまず2つの申込条件をクリアする必要があります。

申し込み時の年齢は18歳~74歳以下であること

年齢は大手消費者金融に共通している申込条件で、満18歳〜74歳が対象となります。

ただし18歳でも高校生の場合は申し込みはできません。

また、74歳以上では年齢的に完済できない可能性が高いため、やはりプロミスでの借り入れは不可能です。

もしギリギリで年齢条件に引っかかるようなら、一部の金融機関や中小の消費者金融で申込条件が満たせるところを検討しましょう。

※ 主婦・学生でもアルバイト・パートなど安定した収入のある場合はお申込いただけます。
※ ただし、高校生(定時制高校生および高等専門学校生も含む)はお申込いただけません。また、収入が年金のみの方はお申込いただけません。

プロミスが承認する安定した収入があること

もう1つの条件は、本人に仕事による安定した収入があることです。

安定した収入とは高収入のことではなく、毎月安定した収入を得ていることを指します。

ローンの返済では毎月決まった額を長期間かけて返済しなければならないため、安定感が重視されるのです。

また、申込者本人が仕事をして収入を得ている必要があるので、専業主婦(夫)や仕送りのみで生活する学生、収入が年金のみの人は対象外となります。

継続した収入が得られていれば審査に進める

本人に安定した収入があれば、アルバイトやパート、派遣社員、契約社員の借り入れは可能です。

主婦のパートや学生のアルバイトなど、継続して収入が得られている状況なら申込条件を満たします。

ただし、申込時の借り入れ希望額の入力には注意が必要です。

借り入れ可能な額は、貸金業法で定められた総量規制によって本人の年収の3分の1までと決められています。

例えばパートで年収100万円の主婦が借り入れしたい場合、30万円の借り入れはできても50万円は不可能です。

総量規制について詳しくは後ほど説明します。年収に見合った借り入れ希望額でなければ、せっかく申込条件を満たしていても審査落ちしてしまいます。

プロミスの審査を通過する流れと審査の対応時間を解説

プロミスの申込方法は、スマホやパソコンなどから行うWeb申込、電話、自動契約機で申し込みできます。

このうち、自動契約機で申し込みを行うと、審査結果が出るまで長時間その場で待たなくてはなりません。

時間や場所が限定され、周囲にバレるリスクも高まるので申し込みから審査結果の受け取りまではWebまたは電話がおすすめです。

ここでは自宅にいながら手続きが進められる方法について詳しく解説します。

またプロミスの審査時間は平日・土日問わず9時~21時です。

平日は仕事や家事で忙しい人でも申し込めるので利便性が高いでしょう。

どちらかの申込方法から選ぶ

自宅で好きなタイミングで申し込める方法は、Web、電話の2つです。

急ぎの融資に対応しているのか、必要書類はどうやって提出するのかなど要点を比較してみました。

Web 電話
申込可能時間 24時間365日いつでもOK 9時~21時(土日祝も受付)
必要書類の提出方法 スマホ…カメラで撮影
パソコン…撮影もしくはスキャンした画像をアップロード
来店…自動契約機で読み込み
郵送…契約書と必要書類のコピーを郵送
即日融資の可否 可能 来店で契約なら可能

最も手間が少ないのは、本人確認書類の提出を撮影で済ませられるスマホからのWeb申込です。

電話で申し込む場合は審査後に必要書類を提出しますが、その方法は来店と郵送の2つから選択します。

本人確認書類は2点以上必要で、これらのコピーをとって封筒に入れ、ポストに投函と最も手間がかかります。

カードローンの審査が通るのを待つ

プロミスの審査対応時間は9時〜21時です。

この時間内にWebや電話から申し込みを行うと、最短3分でメールまたは電話で審査結果が通知されます。

なお、混み合っていたり時間ギリギリに申し込んだりしている状況で、本審査が対応時間内に完了しなければ審査結果は翌日まで持ち越しとなります。

郵送の場合は書類到着後に審査が始まり、結果通知は指定の連絡先に行われます。

※ 事前審査結果ご確認後、本審査が必要となります。
※ 新規契約のご融資上限は、本審査により決定となります。

結果報告が行われたら借り入れできる

結果通知後、契約手続きが完了したら借り入れ可能な状態となります。

Webから申し込むとキャッシュカードの有無を選択でき、無にするとWeb完結で手続き完了、振込融資ですぐに利用を開始できます。

カード有りを選択すると、来店で発行であればカードでの即日融資が可能ですが、郵送なら届くまで待ちましょう。

電話での申し込みは、審査結果の通知時点でまだ必要書類の提出が終わっていません。

来店または郵送で必要書類を提出したら契約となり、カードが発行されます。

※ お申込みの時間帯によって、当日中のご融資ができない場合があります。

プロミスの審査に落ちる原因は何が考えられる?

プロミスの審査に落ちた場合、その理由を把握しなければプロミスの再審査や他のカードローンの審査でも落ちる可能性があります。

審査に通過しなかったからと言って落ち込まず、まずはプロミスの審査に落ちた原因を考えてみましょう。

審査落ちの原因としてよく挙げられる主な理由3つを紹介します。

すでに借り入れ額が総量規制に達している

先ほども少し触れたように、貸金業法の総量規制により借り入れ額は収入の3分の1に収めなければなりません。

この3分の1の数字はプロミスだけではなく、他社での借り入れやクレジットカードのキャッシングも含んだ総額です。

例えば年収300万円の人で他社借り入れが100万円あると、すでに総量規制に達しているので新規借り入れは不可能です。

現時点では総量規制に達してしなくても、借り入れ希望額との合算でオーバーするなら審査落ちの可能性が極めて高くなります。

なお、住宅ローンやマイカーローンなど、融資額が大きく利用目的が明確に決まっているローン、銀行カードローンなどは総量規制対象外です。

延滞を繰り返すと信用情報に傷がついてしまう

信用情報に傷がある状態、例えば延滞を繰り返していたり長期延滞の記録があったりすると審査に大きく影響します。

また、スマホ本体料金の月々払いを利用していて携帯料金を延滞しがちな人も、ローンの支払い延滞とみなされて信用情報に傷がついています。

延滞の記録は最長5年間残るので、情報が残っているのか気になる人は開示請求をしてみましょう。

CICは窓口なら500円、インターネットまたは郵送で開示なら1,000円の利用手数料がかかります。

また、JICCではスマホまたは郵送で情報開示が可能で、こちらも利用手数料は1,000円です。

申し込みのときに虚偽の申告を行った

審査にあたっては、年収や勤務先を証明する書類の提出が求められる場合もあります。

どんな情報でも嘘の申告を行うと必ずバレるときがきてしまい、虚偽申告を行った事実だけで審査落ちとなります。

提出書類を偽造していれば詐欺罪にも問われかねないので、絶対にしてはいけません。

仮に虚偽申告で借り入れができたとしても、契約後にバレると強制解約・一括請求となり信用情報はブラックリスト入りです。

悪質性がなくても、申告内容にミスが多いと信用度にも関わるので、必ず誤りのないことを確認してから申し込みを行いましょう。

プロミスの審査では会社へ電話での在籍確認は原則なし

プロミスの審査では、会社に電話がかかってくる在籍確認は原則なしです。

ただし申込時に申告した勤務先への在籍確認なしのカードローンはありません。

プロミスも例外ではなく審査時に会社に在籍しているかどうかの確認は行っています。

そのため申し込み時に虚偽の申告や信ぴょう性の低い情報があると、在籍確認として会社に電話がかかってくる場合があります。

その際、電話をかける担当者の個人名でかかってくるため会社側にプロミスからの電話だとバレる心配は不要です。

直近2ヶ月分の給与明細などの書類を提出

書類提出による在籍確認が認められると、会社での在籍が確認できる書類の提出が求められます。

何が必要かは明記されていませんが、直近の給与明細書2カ月分や健康保険証など、勤務先名もあわせて分かる書類を複数用意できると安心です。

他社の例では、勤務先の確認用に直近の給与明細書1カ月分と健康保険証を提出必須としています。

プロミスの審査に対してよくある質問を解決

プロミスの審査に対してよくある質問をまとめて解決していきましょう。

プロミスでの借り入れを検討する際、やはり気になるのは審査についてです。

どのくらいのスピードで審査結果が出るのか、他社と比べて審査は甘いのか厳しいのかなど、事前に知っておきたいことも多いですね。

落ち着いて審査結果が待てるよう、今のうちに気になる疑問は解決しておきましょう。

プロミスの審査にある特徴は?

審査完了までのスピードは最短3分※1と結果が出るまでの早さが魅力的です。

土日祝日問わず夜の21時まで審査対応をしているので、仕事が終わってからの申し込みでも即日融資に間に合う可能性があります。

※1 お申込み時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。

プロミスの審査を通るのは難易度が高い?

プロミスの申込対象者は、他の大手消費者金融と同様に満18歳以上74歳以下で安定した収入がある人としています。

また、安定した収入があれば利用可能と、申込条件はさほど厳しくないと言えます。

審査通過率は先ほども紹介したとおり、他社と比較して特別厳しい数字ではありません。

むしろ通過率は40%を前後しているので、難易度が目立って高いとは考えにくいです。

審査でのポイントは、信用情報に傷がないか、借り入れ希望額が総量規制を超えていないかなど一般的なものとなります。

プロミスの審査が終わった後はすぐに借り入れできる

プロミスでは、カードなしのWeb完結で契約すると振込融資にてすぐに借り入れができます。

Web完結でも後日カードの発行が可能なので、急ぎで融資を受けたいならWeb完結での契約がおすすめです。

また、どうしてもカードを利用して即日融資を受けたい場合は、必ず郵送による受け取りではなく自動契約機を選んでください。

プロミスの審査基準を知ってから申し込む

プロミスでは一般的な内容で審査が行われます。

そのためクレジットカードや他社ローンで延滞していないか、借り入れ希望額が収入に見合っているかどうかが肝心です。

また勤続年数の長さや借り入れ理由、複数社での借り入れがないことなども少なからず審査に影響します。

より確実に審査通過を目指すなら、申込内容に誤りがないようしっかり確認することも意識しなくてはなりません。

書類も不備がないよう揃えて、審査通過のための条件を一つずつクリアしてから申し込みましょう。

-カードローン